【 Great Journey in 教育実習】先生の持つパワーは想像以上に重要
お久しぶりです。
日本社会にヒタヒタに浸っています。
オープンマインド、Take it easy で過ごしまっくていたオーストラリアから帰国し、スーツを毎日着て、いきなり「就活」という日本の大学生にとってのビッグイベントに参加し、40社以上の会社を受け、なかなか世の中甘くないなぁと日本社会の洗礼をシャワーの様に浴びまくり、
それからそれから、友人とぶっ飛んだ卒業旅行の計画を立てたり、大学に割と真面目に行き過去最高のGPAを取ったり、夜(世)遊びしまくりの生活をしていた。
まぁ、普通に大学生の生活をしていた。
そんな中、「そういやそろそろ教育実習の期間やなぁ」なんてノンノンをしていた。
私自身ボヤッと教員にはなりたいなとは考えていたけれど、そこまで本気ではなかった。
8月30日、実家に帰り、「明後日からや。そいうえば何も準備のことも言われてへんし、エグいな。。。」と、妹に貰ったタピオカを吸いながら一応焦っていた。
(心の奥では、ピシッとやろ。行くからには吸収しまくるぞ。よし。と気合入りまくりだった。)
初日、学ランではなく、スーツを着て懐かしい母校への道のりを歩く。
変わらない商店街の朝だった。
心の中では不安でいっぱい…
初日は先生方に挨拶を行い、始業式に参加し、生徒にも挨拶をした。
私の担当は高校2年社会、指導教員は私が学生時代一番強面の先生だった。笑(大丈夫かこれ。。。)
母校の様子は何も変わっておらず、自分が通っていた頃とそのまんまだった。先生方も歳取ったなぁなんて思いながら相変わらずで安心した。
ホームルームクラスの生徒は、強面の先生のおかげか、ピシッとしており真面目であった。笑
16.7歳って思った以上に多感だなぁと思った。
これから3週間共に戦う実習生たちとも鼓舞し合った。(この仲間が本当に大事だった。)
最初一週間は、右も左もわからないまま、授業見学で色んな先生方の授業を見学したり、授業を作ったり、勉強したりしていた。
先生によって授業スタイルはもちろん違い、分かりやすさの違いも明確であった。
学生時代は何も考えなかったけれど、教えるという立場で授業を受けると、「この先生は生徒のことちゃんと理解しているな。」と授業から分かる先生のある種、質の良し悪しを感じた。
また、ホームルームをしていても先生の力の重要性を感じた。
思春期真っ盛りの生徒の人間性や性格は少なくとも、生活の大半を費やす学校で養われると思う。
その学校、とりわけクラスの雰囲気は非常に重要になってくる。
作業の様にホームルームをこなす先生のクラスは言うならばわちゃわちゃしてて、そのわちゃわちゃも決して良い意味ではないものであった。
私のクラスでは先生が、係、日直の仕事、級長の仕事をしっかり振り分けていてさらにそれを生徒自身が自覚しており、クラス運営を生徒主体で行わせていた。
だからだろうか、生徒1人1人に存在感があり、どこかしら団結力が感じられるクラスであった。(後の体育祭でそれは丸わかりだった。)
ホームルームは2日目から任されていたので連絡事項伝えたり、集会のとき声かけしたりなどしていた。
多感な高校生相手でも教員は信頼を得られないと尊敬されない存在になると思っていた。
だから、彼らの心を出来るだけ読もうと努力していた。
そんな五感で一気に学んだ1週間は秒で過ぎていった。
さぁいよいよ温めた授業していくで!
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