【Great Journey in Melbourne】スーツ着て、みんなと一緒に就活?つまんねぇなぁ。俺は日本には収まらんよ?

やっと、バイトが見つかった。

やっと、やっとだ。

え、そんな見つけんの難しいの?

そんな難しかった。

意味わからんほど、難しかった。

日本だと、色々なバイトサイトがあって、そこからボタン一つで応募でき、すぐ採用。

バイトで、率先力、スキルや能力が最重要されることってそうない。
まぁ素人でも教育したるから、やってみ。

このスタンスが基本。

しかし、ここオーストラリア。

まず、レジュメ(履歴書)これがめっちゃ見られる。

オーストラリアではレジュメを自由に作成する。その中に経験や、スキルをきめ細やかに書き、めちゃくちゃアピールしなければいけない。

それをなんと、店に、直接バンバン配りに行かないといけない。


インターネットでも応募できるんだが( Gumtree やSeek)それだけじゃ当てにならないので、直接レジュメをめちゃくちゃ配りに行かないといけない。
そして、そこでマネージャーに渡さないと捨てられることもある。

だから、必死にまずレジュメ作って、配って、アピールして、ネットでも応募して〜…

それから、運が良ければ面接。

そして、次に待っているのがトライアル。

トライアルとは、その人がこの仕事に適応しているかを1時間の勤務でジャッジすることである。

まぁ言ったらそいつが使えるか、使えんか見分けること。

そのトライアルが通れば、やっと採用となる…

これ、バイトだよ。

バイトに死ぬほど力使わないと雇ってもらえない。

自分はこれまで、バイトはお金を効率的に稼ぐ手段としてしか見たことがなく、必死に探したことがなかったから、バイトにこんな本気出して頼み込んだりすることにめっちゃ抵抗があった。

しかし、これをやらなければ生きていけないのでプライドなんて捨てた。

ローカルレストランや、ローカルアパレルショップなどは、やはりハイレベルな英語力が求められる。

なので、ことごとく無理であった。

そして、たどり着いたのがラーメン屋だ。

ここで働けたのも奇跡。

日本でも、世界でも超有名店。

そして、そこでも求められる力がかなり高度なもので、毎日韓国人やインドネシア人リーダーに叱られながらやってる。笑

生きるか、死ぬかがかかっているため、毎日必死。

仲間も、日本人は多くなく、他の国の人の方が多いぐらいなので、英語環境はかなり良い。

なんで、オーストラリアにまで来て日本食レストランで働いてんの。

自分も来る前までずーーと思っていた。

しかし、現実はこれだ。

オーストラリアでのバイト探しは、本当に厳しい。

資格や、スキルがないと本当生きていけねぇ社会だなと思った。

オーストラリアの社会は、学歴思考じゃないから新卒切符とかないし、自由だよ〜とオーストラリア人は言っていたが、それには裏があった。

要するに、大学名や、年齢、新卒なんていう実践上使えない肩書きじゃなくて、何やれんの?スキルは?資格は?経験は?と言った内容が求められる。率先力だ。

日本のように、新卒採用して、時間かけて育てる仕組みではない。

だから、仕事ができればできるほど、出世するし、お金も貰える。



日本の新卒切符の重要性ってなんだよとかちょっとひねくれて考えていたこともあったけれど、なんだか、その環境ってある意味特だなと思ったり。

日本社会では、そこが大きなチャンスであり、そこに乗っかるととりあえずしっかり働けるんだから。

それから力つけて、飛びたかったら海外に行って働けばいいと思う。

最初から頭ブッとんでる人以外は。

だから、帰ったらしっかりと、就職活動を日本でしようと思った。

粋がって、俺にはスーツ毎日来て就活なんてできないわ〜とかたわ言抜かしたもんじゃない。俺には。

現地で働いてみて、そんなズバズバ意見言えるわけでもないし、仕事もできねぇし、こっちで働くの向いてねぇな〜ってめっちゃ実感した。笑

結局、日本人だなとつくづく感じた。

意見ズバズバ言ったり、ハングリー精神持って働くことは、こっちのやり方を見習おう。

どこ行っても生きるって大変だね。

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