【Great Journey in South America 】ブエノスアイレスで噛み締めた旅の美しさ

久しぶりのベッドで眠った私たちは、この旅最後の宿へと向かった。
この旅初めての地下鉄に乗った。
街では久しぶりに、日常を生きる人を見た。
スーツを着て急ぎ歩きをするオフィスワーカー、必死に働く工事現場の人、買い物をする親子、人が住む場所に帰ってきたんだなと実感した。

最後の宿はおじいちゃんが1人で住んでいる植民地時代からある縦長の民家だった。天井が物凄く高く、ファンシーな自宅。
笑顔が優しいおじいちゃんだった。

とにかく腹が減った私たちはここでも自炊をしようということで、スーパーに行き諸々食材を調達した。
この旅1番の豪勢な食事を作った。
見よ!この大グラタンパスタを!
じゃがいもから潰してまさに1から作った。
本当に美味すぎて痺れた。
アルゼンチンで店出したらどこよりも美味いと思う。
この飯美味すぎて、この家のおじいちゃんに勝手に半分食われてました。

次の日、私たちは美術館に行ったり、世界一美しい図書館に行ったりと、

この旅で味わって来なかった文明のシャワーを浴びまくった。

その夜、まさにこの度最後の夜。

流石に今日は自炊しませんでした。
まずはバーでビールを流し込む。
久しぶりの店での酒。めちゃくちゃ美味い。

夕陽を浴びながら、ストリートミュージシャンのギターを聴きながら、旅最後の夜を相棒と噛み締めた。


そして、夜ご飯は開店前から行列ができていたレストランへ。雰囲気は男2人で行く様な場所じゃなかったけど、とにかく40日間の旅お疲れということでめちゃくちゃ食べて飲んだ。アルゼンチンといえば、肉にワイン!
どちらもいただきました。
帰りはまぁまぁ酔っ払って、ブエノスアイレスの市バスで爆睡してしまった。
そして、最後の朝を迎えた。
泊まったお家のおじいちゃんに別れを告げ、
地元のレストランで飯を食べ(た様な記憶)
空港へと市バスで向かった。

長い様でとても短く濃い40日間が終わろうとしている。

本当はブラジルのサンパウロまで行く予定だったが、コロナの影響で行けなかった。

行けなくても本当に充実した素晴らしい旅だった。

やっぱり旅は素晴らしいと心の底から感じた40日間だった。
沢山の出会い、初めての経験、死にかけた思い出、クソまずい飯、楽しい宴や、素晴らしい自然での生活、全てが楽しくて学びとなった。

僕は旅は自分の人生観や価値観の幅を広げるための最大の手段だと思っている。
この旅で経験したことや学びを今後の人生に活かそう。
社会人になる前にこんな良い時間を過ごせて良かった。しかもコロナのギリギリ前に。

次はどんな旅に行けるんだろうか。

まだ知らない世界を求めて、必ずまた旅に出よう。

Great Journey

「好き」と「得意」なことで生きていく。

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