【Great Journey in South America】旅の終着点ブエノスアイレス

最後のテント泊を終えた私たちは、この旅の最終目的地であるブエノスアイレスへと向かった。

当初の計画では、ブラジルのサンパウロが最終目的地だったが、コロナウイルスの関係で早めの帰国を強いられてしまった。

パタゴニア地方のテント旅は間違いなく死ぬまで忘れない素晴らしい思い出になるだろう。
こんなにも毎日が冒険の様な日々はこれからあるのだろうか。
金がなくて元気や勇気、行動力がある若いからこそできたことなのか。

そんなことはないと私は思う。
いつまでもこの冒険スタイルで旅をしていきたいものだ。
こんなにしんどくて楽しくて、人間らしく日々を過ごせる方法はないと思う。
それぐらい素晴らしい日々だった。

ブエノスアイレスに着いたのは夜。
空港が近代的だ。
これまで1ヶ月ぐらい旅をしてきた都市の中で1番発展していて大きい街だったので、久しぶりに都会を感じる。

空港を出てバスに乗り市街地に行く。
市街地に出ると街の大きさを感じる。
まず、久しぶりに見るビル群。
ビルってこんな高いんか〜と感心するぐらい久しぶりに見た。
街も綺麗で、静かだ。
ラパスとは大違いだな…

今晩は約2週間ぶりにベッドで寝れる‼︎
これほどベッドを楽しみにしたことはない。

ぼこぼこの地面の上に、ペラペラの短いヨガマットを敷いて寝袋で寝ていたから、ベッドは格別だろう…

今晩一泊だけは少し値段を張った(1人2000円いかんぐらい?)宿を取った。

ホテルの入り口がでかい!フロントが広い!
エレベーターがある!朝飯もバイキング!?
そして部屋に入ると、真っ白のベッド…

これは、もう、天国…
早く寝ようかとも思ったけれど、なんだか酒が飲みたい。コンビニで酒を買って部屋で飲む。
いやぁ、文明感じる。
テント生活は素晴らしくて最高だった。
でもこれはこれで良いもんだなやっぱり。

翌朝、自炊しなくても良い朝なんていつぶりだ。しかもバイキングかよ。

これほどかというぐらいたらふくバイキングを食べ、大満足。
これまでフランスパンに蜂蜜つけて食べるのがルーティンだったのに、急にコーンフレークにヨーグルトに、パン数種類に肉。
美味かった。
この日は宿を民宿のような宿に移った。
街は人も車もお店も多い。完全に都市に来た。
宿の前に来たが宿というかヨーロッパにある昔からの建物の中の家だった。
家の前のゲートでインターホンを鳴らしても出ない。
全然出ない。はめられたか…

とにかく腹も減ったのでスーパーで昼飯を買って公園で食べた。

そのあともう一度行くとおじさんが出てきた。どうやらおじさんの家に泊まるエアビーの様なノリらしい。

家は昔からの造りで天井が高い。
リビングも広くてキッチンもバスも大きい。
アルゼンチンのおじいちゃんの家に来た的な感じだ。おじいちゃんは英語が話せないので適当に会話してキーをもらう。

なんだかアットホームでここを最後にして良かったと思う。

旅も終わりに近づく。久しぶりに街を観光した。

次回はブエノスアイレスの街をぶらつく。
なんとなくこの辺が1番記憶ないんだよな…笑









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