【Great Journey in Tokyo 】新宿に住む外国人たち

年末に新宿の新大久保と高田馬場に行ってきた。
ちなみに家から歩いて行ける。

何をしに言ったかというと、新宿区に住む外国人労働者にインタビューするためだ。

新宿区は東京都の中でも1番外国人が住んでいる街だ。

新大久保は皆さん知ってる通りコリアンタウンがある。
しかし、ご存知だろうか。

ムスリムタウンというのが存在するのを。

新大久保駅を出て、コリアンタウンとは逆方向に行き、路地に入るとこのようにイスラム系の店が密かに立ち並ぶ。
独特のエスニックな香りに、見慣れない文字がズラズラと並ぶ。
店の前には途上国ではお馴染みのガラスケースに、どこで集めたか分からない携帯電話が売られている。

ここは完全にアウェイだ。

さりげなく店に入り声をかけた。

「すいません、ちょっとインタビューいいですか。」

まるでお前誰やねん、と言わんばかりの目で見られ、こう言われる。
「今、忙しいから。私日本語分からないからダメ。」

何軒も回ったがこう突き返されるだけである。

くそ〜何でか。
スマホと一眼レフぶら下げているからか。
バッグにしまい、違うお店に入った。

嫌そうではあったが、一応答えてくれた。

なぜ皆嫌そうなのか。

日本ではこうした単純労働は外国人労働者は出来ない。学生であれば週28時間働けるが、彼らは学生ではない。

皆オーバーステイしているのか、難民として住んでいるのか。

んん〜グレーなところだ。

この日は年末とあって飲食店は休みであった。
今度は飯食いに行って、もっと深入りしようと思う。

高田馬場にも、面白い場所がある。


タックイレブンという雑居ビルにミャンマー関連の店がずらりと並ぶ。

ここは通称リトルヤンゴン。

一階にはめっちゃ美味いミャンマー料理屋さんもある。
是非行って欲しい。

私はここの8階に上がった。
全部ミャンマー関連の店。
客もみんなミャンマー人。

ここも、アウェイな感じ。

しかし、ここの人たちは新大久保とは少し違った。

とてもフレンドリーでインタビューにも答えてくれた。

ここの人たちは約30年前のミャンマーでの迫害から逃れた人たちであり、皆難民としてお店を経営している。

中には、ロヒンギャ族の人もいた。

今高田馬場には約1000人のミャンマー人が暮らす。

この大都会新宿にはこんなにも外国人が住んでいるのだ。

外国人労働者の肩身の狭さを感じた。

新宿区に住む者として、区ではもっと住みやすい環境作りがされないのかと思うところだ。

皆さんにも是非知って欲しい。そして行って欲しい。

自分なりに何か感じて欲しい。
子どもの学校はどうなっているのか。コミュニティはしっかり整っているのか。
そもそもここに住み、暮らして行くことを公的に認められているのか。

次は、阿佐ヶ谷のネパールタウンに行ってみようと思う。



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